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【業界ニュース】2026年6月施行「介護報酬臨時改定」と医療・介護連携強化の影響 — 営業先リスト見直しが急務に

概要

2026年6月、介護報酬の臨時改定が施行され、処遇改善加算の大幅引き上げが実施されます*1。同時に、介護情報基盤の段階的運用開始により、医療機関と介護事業所の連携がデジタル化されます*2。これらの変化は、医療・介護業界向けに営業を行う企業にとってターゲット先の優先順位を見直す好機となります。

本記事では、今回の制度改定が実務に与える影響と、当社データ(調剤薬局・医療機関・介護施設)を組み合わせた効率的な営業アプローチをご提案します。


今回の制度改定:3つの重要ポイント

1. 介護報酬の臨時引き上げ(2026年6月施行)

訪問介護では最大28.7%の処遇改善加算が設定され、訪問看護でも1.8%の加算が新設されます*1。これにより、訪問系サービス事業所の経営余力が改善し、設備投資や人材採用の動きが活発化する見込みです。

営業への影響:

  • 訪問介護・訪問看護事業所への設備提案(ICT、車両、消耗品等)が通りやすくなる
  • 採用支援サービス、研修サービスの需要増

2. 介護情報基盤の稼働開始(2026年4月〜段階運用)

要介護認定、ケアプラン、被保険者証情報などがオンライン共有され、医療機関・介護事業所・薬局間の連携が強化されます*2

営業への影響:

  • 医療×介護×薬局の三者連携を前提とした提案が求められる
  • 情報共有システム、セキュリティ対策、職員研修などのニーズ増

3. 診療報酬改定(2026年6月施行)と医療機関の経営改善

診療報酬本体の改定率が30年ぶりに3%を超え、物価高対応料の新設や入院基本料の引き上げが実施されます*3。病院・診療所の経営環境が改善傾向となり、設備投資や外部委託の余力が回復します。


実務的な影響:どの施設を優先すべきか?

制度改定により、施設種別ごとに予算配分や投資優先度が変化します。以下は営業戦略上の重要ポイントです。

施設種別制度改定の影響営業優先度提案例
訪問介護事業所処遇改善加算最大28.7%★★★採用支援、ICT導入、車両・消耗品
訪問看護ST新規加算1.8%+医療連携強化★★★医療連携システム、研修、備品
病院・診療所入院基本料・物価対応料新設★★☆設備更新、委託サービス、DX化
調剤薬局介護情報基盤で連携強化★★☆情報共有ツール、在宅対応支援
介護施設(入所系)加算増だが限定的★☆☆既存取引の深掘りに最適

クロス営業の実例:3データを組み合わせた効率的アプローチ

制度改定を受けて、単一施設種別だけでなく、連携する施設群をまとめて狙うのが効率的です。

【実例1】在宅医療サービス提供者向け:訪問診療×訪問看護×薬局の三者連携リスト

背景:
介護情報基盤により、在宅医療での情報共有が必須化されます。

活用データ:

  • 医療機関データ(訪問診療実施の有無で絞込)
  • 介護施設データ(訪問看護ST)
  • 調剤薬局データ(在宅対応薬局)

営業手法:

  1. 訪問診療を行うクリニックをリストアップ
  2. 同一エリアの訪問看護ST・在宅対応薬局を地図上でマッピング
  3. 「地域包括ケア連携パッケージ」として三者同時アプローチ

提案商材例:
情報共有システム、セキュア通信ツール、研修サービス、医療材料・消耗品の一括納品


【実例2】ICT・DXサービス提供者向け:介護情報基盤対応が急務の施設リスト

背景:
2026年4月から段階的に運用が始まる介護情報基盤への対応が必須です。

活用データ:

  • 介護施設データ(訪問介護、訪問看護、居宅介護支援)
  • 医療機関データ(協力医療機関・在宅医療実施施設)

営業手法:

  1. 訪問系サービスで処遇改善加算を取得予定の事業所を抽出
  2. 「ICT導入が加算要件」という文脈で提案
  3. 医療機関との連携実績がある施設を優先

【実例3】医療機器・消耗品メーカー向け:設備投資余力が回復した病院リスト

背景:
診療報酬改定により病院の経営環境が改善され、設備投資余力が回復します。

活用データ:

  • 医療機関データ(病床数、診療科目、設備保有状況)
  • 介護施設データ(協定締結医療機関との連携状況)

営業手法:

  1. 急性期病院・地域包括ケア病棟を持つ病院を抽出
  2. 介護施設との連携実績がある病院を優先(後方支援機能強化のニーズ)
  3. 「医療・介護連携強化」を訴求軸に設備提案

データの使い分け:無料版と詳細版

当社では、制度改定に対応した営業リスト作成を支援しています。

無料データ(当サイト):まずテストしたい方向け

  • 調剤薬局データ(薬局名・郵便番号・住所)
  • エリア単位で反応を測る「スモールテスト」に最適

有料詳細データ:本格展開したい方向け

  • 医療機関データ(118項目):診療科目、病床数、訪問診療の有無、協力医療機関、在宅医療対応など
  • 介護施設データ(52項目):法人情報、定員、居室状況、介護サービス種別、登録喀痰吸引等事業者の有無など
  • 調剤薬局本部データ:開設者(法人)情報付きで、チェーン本部への一括提案が可能

発送代行サービス

リスト作成から封入・発送、FAX送信、反応トラッキングまで一括対応


まとめ:制度改定は「リスト見直しの好機」

2026年6月の制度改定は、医療・介護業界の予算配分と連携体制を大きく変える転換点です。

今やるべきこと:

  1. 訪問系サービス(介護・看護)を最優先ターゲットに
  2. 医療×介護×薬局のクロス営業で効率化
  3. 詳細データで精緻なターゲティングを実現

当社の医療機関・介護施設・調剤薬局データを組み合わせることで、制度改定の波に乗った効率的な営業が可能になります。

詳細データのサンプル請求・お見積りは、お問い合わせフォームまたはサービスページからどうぞ


参考情報

*1.厚生労働省「令和6年度介護報酬改定について」

*2.厚生労働省「介護情報基盤の整備について」

*3.厚生労働省「令和8年度診療報酬改定の基本方針」